Tokyo Contemporary Art Award

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THE INTERNATIONAL SELECTION COMMITTEE

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神谷幸江
(ジャパン・ソサエティー、ニューヨーク ギャラリー・ディレクター)

ニューミュージアム(ニューヨーク)アソシエイト・キュレーター、広島市現代美術館学芸担当課長を経て現職。国内外でアジアと他地域、異分野を横断する展覧会を企画。共同キュレーションに「第12回上海ビエンナーレ」(2018)、「ふぞろいなハーモニー」(アジア4カ国巡回2015-2018)、「Re:Quest─1970年代以降の日本現代美術」(ソウル大学美術館、2013)、などがある。2011年「サイモン・スターリング 仮面劇のためのプロジェクト(ヒロシマ)」展にて西洋美術振興財団学術賞を受賞。共著に『Hiroshi Sugimoto: Gates of Paradise』(Skira/Rizzoli、2017)『Ravaged –Art and Culture in Times of Conflict』(Phaidon、2010)『Creamier –Contemporary Art in Culture』(Phaidon、2010)など。

住友文彦
(アーツ前橋 館長/東京藝術大学大学院 准教授)

ICC/NTTインターコミュニケーションセンター、東京都現代美術館学芸員などを経て現職。2013年に開館したアーツ前橋においてコミュニティと関わる各種プログラムを企画してきたほか、「境界 高山明/小泉明郎」(銀座メゾンエルメスフォーラム、2015)、「あいちトリエンナーレ2013」、「メディアシティソウル2010」(ソウル市美術館ほか)、「川俣正[通路]」(東京都現代美術館、2008)などを手掛けてきた。共著に『キュレーターになる!』(フィルムアート社、2009)、『From Postwar to Postmodern, Art in Japan 1945-1989: Primary Documents』(Duke University Press、2012)など。

ドリュン・チョン
(M+ 副館長/チーフ・キュレーター)

ミネアポリスのWalker Art Center(2003-2009)やMoMA(2009-2013)を経て現職。M+は、香港西九文化区に建設中のビル(Herzog & de Meuronの設計)に2020年オープン予定の新しい美術館。2013年に初代チーフ・キュレーターに任命された後、M+の主要三分野(デザインと建築、動画、ビジュアルアート)における作品の収集、展示、教育普及プログラム、デジタル企画を含むすべてのキュレーション活動やプログラムを監督している。M+ではこれまでキュレーターまたは共同キュレーターとして「ライブ・アート」(2015)、「ツァン・キンワー:The Infinite Nothing, Hong Kong in Venice」(2015)、「サムソン・ヤン:Songs for Disaster Relief World Tour」(2018)、「ノグチ・フォー・ヤン・ヴォー:Counterpoint」(2018)などの展覧会を手がけている。

Portrait by Bernd Krauss

マリア・リンド
(キュレーター、ライター、エデュケーター)

ストックホルムとベルリンを拠点にキュレーション、執筆、教育活動に従事。ストックホルムのテンスタ・コンストハルのディレクター(2011-2018)、「光州ビエンナーレ2016」のアーティスティック・ディレクター、バードカレッジ大学院プログラムのキュレーター研究センターのディレクター(2008-2010)、アーティストの国際交流を支援するIASPISのディレクター(2005-2007)などを歴任。クンストフェラインのディレクター(2002-2004)、「マニフェスタ2」(1998)および「Art Encounters Biennial 2019」の共同キュレーターも務めている。2015年から2018年までオスロ芸術大学の教授としてアーティスティック・リサーチを教えるなど、1990年代初めから世界各地で教育活動を展開し、新聞、雑誌、図録などの出版物に数々の記事を寄稿している。「Walter Hopps Award for Curatorial Achievement」(2009)を受賞、主な著書に『マリア・リンド選集』(Sternberg Press, 2010)、『Seven Years: the Rematerialisation of Art From 2011–2017』(Sternberg Press, 2019)。

キャロル・インハ・ルー
(北京インサイドアウト美術館 ディレクター)

現職のほか、メルボルン大学の博士課程で美術史を専攻。Friezeの寄稿編集者で美術評論も執筆。「第54回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」(2011)の金獅子賞審査員、「第16回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」(2018)のフィリピン・パビリオンの審査員、「ヒューゴ・ボス・アジア・アート 2019」、「ロレックス メントー&プロトジェ アート・イニシアチヴ」の審査員。
「光州ビエンナーレ2012」の共同アートディレクター、「第7回深圳彫刻ビエンナーレ」(2012)の共同キュレーター、OCAT深圳館のアートディレクター兼主任キュレーター(2012-2015)も務める。テートリサーチセンター初のアジア太平洋課客員研究員(2013)で、美術史研究機関ARIAH の東アジア・フェローシップの初の授与者の一人でもある(2017)。リウ・ディンと共同で、中国コンテンポラリーアートの作品や文献に残る社会主義リアリズムの研究(「From the Issue of Art to the Issue of Position: Echoes of Socialist Realism」)を進めている。

近藤由紀
(トーキョーアーツアンドスペース プログラムディレクター)

国際芸術センター青森(2001-2017)主任学芸員を経て現職。現在はトーキョーアーツアンドスペース プログラムディレクターとして、展覧会、レジデンス等、事業全体の企画・運営統括を行う。これまでアーティスト・イン・レジデンスの仕組みを用いた遠藤利克、中西信洋、O JUNなど国内アーティストの個展のほか、国内外アーティストによるAIRおよびグループ展や、AIRを通じた文化資源活用の取組みや地域プログラムなどを企画・運営してきた。